決済と貿易金融
SBLC
スタンドバイ信用状 (SBLC)
通常の決済手段ではなく安全網です。買主が後払いや期限付き取引で支払わない場合、売主は不払いの申立書と簡単な書類で SBLC に請求します。ISP98 または UCP 600 に準拠し、銀行保証状とほぼ同様に機能します。繰り返し出荷でロットごとに信用状を開設する手間を避けるために使われます。注意:ネット上の「SBLC リース」「SBLC マネタイズ」の勧誘は典型的な詐欺です。
関連用語
信用状 (L/C) L/C
買主の銀行(発行銀行)が、信用状で指定された書類(船荷証券、インボイス、分析証明書、原産地証明書など)が期限内に一致して呈示されることを条件に、売主への支払を確約する荷為替決済方法です。銀行は商品ではなく書類のみを扱うため、条件は売買契約と完全に一致し、実行可能でなければなりません。大口の原材料取引や初取引の相手との間で最も一般的な安全な決済手段です。
銀行保証状(履行保証・前受金返還保証)
受益者の請求があれば一定額を支払うという銀行の確約です。履行保証は売主の契約履行を担保し、通常は契約金額の5〜10%、前受金返還保証は商品が引き渡されない場合に買主の手付金の返還を保証します。国際取引では ICC の URDG 758 に準拠した請求払保証が一般的です。
後払い(オープンアカウント) O/A
売主が商品と書類を直接買主に送り、買主が支払期日(例:30〜90日)に請求書を支払う方法です。買主に最も有利で売主に最もリスクが高く、売主は取引信用保険、ファクタリング、スタンドバイ信用状で信用リスクを管理します。長期の信頼関係や EU 域内取引などでは標準的です。